撮影のタイミング

写真家を目指した頃、本質の写真が撮れる事が夢でした。ラグジュアリーな世界にこそ、大人の本質がある事に気がついた30代。ラグジュアリーにある本質を知りたいとイタリアへ渡った40代。本質を知るからこそラグジュアリーな写真と向き合える50代。今ではラグジュアリーの中にこそ、本質があるのだと思っています。

こんにちは、写真家の冨樂和也(ふらく かずや)です。

紅葉の綺麗な季節になりましたね。写真家としては撮影を外せない対象だと思います。季節物って本当に時期を外してしまうと撮れませんから、天候が良ければなおさらです。身近な場所で構わないので、季節を感じる被写体を皆さんもぜひ撮影してみましょう!私は軽井沢で撮影をしてみました。

気を付けなければならい事は、露出が難しいので、デジタルといえど、段階露出での撮影をお勧めします。それから、光の入ってくる角度で葉っぱが光に透けた感じが出せたり、立体的な見え方がするので、光を感じる時間帯を選ぶと写真がきっと素敵になると思います。一つの木でも、周りをグルグル回ってみるだけでも、光の見え方は違う筈だから、撮影していても楽しいですよ。また、落ち葉も美しいですね。だから、カメラを下に向けてみてもいいかもしれませんね。