進化版 LED Video Light

写真家を目指した頃、本質の写真が撮れる事が夢でした。ラグジュアリーな世界にこそ、大人の本質がある事に気がついた30代。ラグジュアリーにある本質を知りたいとイタリアへ渡った40代。本質を知るからこそラグジュアリーな写真と向き合える50代。今ではラグジュアリーの中にこそ、本質があるのだと思っています。

こんにちは、写真家の冨樂和也(ふらく かずや)です。

最近入手したMobile LED Lightが凄いんです!

Litu Foto LED Video Light F18

見た目はシンプルなのですが、使い勝手が良くなっています。
一番気に入った部分は”ネジ穴が上下と横に3つもある事”
近年はスマートフォンでビデオを撮る人が増えてきて縦位置の動画が増えてきたので、道具選びも慎重にならざるを得ません。
私が特に気になるのがライトを当てた時の光の位置です。
撮影品質に影響をしますから、ライティングにはどうしても気を使います。

従来、動画は横長の画面と決まっていたのですが、スマートフォンとSNSの登場で縦長画面のまま撮影するスタイルが近年定着してきました。しかし実際に撮影をする際に新しい撮り方に対応する周辺機器が少なく、工夫をしながら撮影をしていました。
例えばライトの位置を遠く離して全体に光が回る様にするなどです。が、しかし、ライトの位置を遠くにすれば当然光量が落ちて露出に影響をします。

もうそんな時代は古くなっているんですよ。
周辺機器も進化をしないと時代遅れでアッと言う間に周回遅れになっちゃいます。そんな悩みを使う人の気持ちになって進化させたのが今回の製品です。
筐体の横についたネジ穴が本当にいい仕事をするんです。まさにスマートフォンで撮影するために進化した感じです。

そして、なんとなんと取り外し可能な使えるディフューザーまで付属で付いてくる親切さ。どうしてもLEDライトは直線的な光を当てることになるので、どうやって光を柔らかく回すかで映像に与える影響が違ってきます。簡易的とはいえ、ディフューザーがついている付いていないでは大きな差になってくるでしょう。そういう意味も含めて、” Litu Foto LED Video Light F18 “は買って損のない逸品と言えるでしょう!

抜け感が決めて!!

普段仕事で忙しい男の人だけじゃなく、家事や子育てで疲れている女の人もこぞって南の島に惹かれるのは何故だろう???

私が写真を撮っていて気づいた事


世界中のミリオネアが別荘を所有し、ビリオネアの多くが島を所有している場所!そうそこはカリブ海!!
私はその憧れのカリブ海にリタリアのビリオネアが開催するプライベートのヨットレースの招待され取材をする機会があったのですが、初めてカリブ海に来てみて衝撃を受けました。


波も穏やかな青い海が与える安心感はきっとDNAに書かれた遠い昔に刻まれた人の記憶なのだと思う!!

事実、私は初カリブ海にド嵌り。
まさに子供の頃に頭の中で思い描いた南の島がそこにあったのです。
白い砂浜に椰子の木、そして何よりも水平線の見える青い海。
のんびりとハンモックで揺られている自分自身を夢見たことが一度はあるはずですよね!
カリブ海は人を惹きつける夢があるんです!!!


完璧です!完璧すぎるのです!

なるほど、世界中のセレブがこぞって来る理由はこれなのだと実感しました。
完璧な青い空と青い海に白い砂浜は、夕陽も凄く生えるんです!
夜は満天の星空に静粛と打ち寄せる波の音。
夢のような世界が本当にある!都会の喧騒の中で仕事や生活で疲れた心と体を癒してくれるのだとシミジミ。

ここは絵になる!!! キラーん

早速撮影だー!ってなるわけだけど、ここで重要なのは青い空と青い海はより青く写ってなければならないし、でも白い雲や砂浜はより白くなくてはならない。
目で見た感動をそのままの色で写真に写したいわけだ。
まあ、Photoshopを使って後処理でできなくはないのだが、実は技術が必要だし帰国してからだと本当の色を覚えているかも微妙。
そして何よりも写した写真に抜け感がなくなるので、撮影の時にちゃんと準備して撮った方が実は後処理をしなくて済むから楽だし、シャッターを切る瞬間の本当の色を綺麗ままで撮れるしね。

事前準備といっても実は超簡単!!

私の場合はグラデーション・フィルターやPLフィルターを効果的に使うことで後処理の自動化に成功!そう!効果的に使うフィルターは実は超楽ちんなのです!!!

Caribbean Sea

200mmのスナップ写真がいいんです。

普通にスナップ写真というと、標準レンズを考えている人が多いと思う。
もちろん間違ってはいない。
でも、、、

 

それだと面白くない!!

 

1994年頃から2003年頃までの10年間、私はスポーツをメインで撮影していた時期があったのだけれど、スポーツ写真の世界は望遠レンズが主体で撮影をしていて、ある意味望遠レンズは私にとっては標準レンズなんです。

望遠で撮影する競技といえばサッカーや陸上競技ですかね。
400mmという大砲のようなレンズをブンブン振り回してました。
おかげでいつも重い機材を担いでの撮影と移動の連続なので、肩が凝るのなんの。。。
マッサージとは切っても切れない縁。
おかげで今も定期的なメンテナンスは必須な体です。(゚д゚lll)

そういえば、長玉の砲列って意外によく見かけるよね。

オリンピックの放送でガンガン並んでいるでところが映されるでしょ?あれですあれ。
実はその光景はスポーツだけではなく、ファッションの世界でも見ることができるんです。
それが世界各国で行われるファッションショー。
私はミラノに住んでいたので、ミラノファッションウィークでNazionale della Moda Italiana(通称=ミラノコレクション)によく取材で撮影に行ってたから、各ブランドのコレクションを着たモデルのウォーキングをやはり400mmとか70-200mmなんかを使って撮影していました。

とはいえ、さすがに400mmは街中でスナップ撮影に使うには大きすぎて悪目立ちしちゃうから、LEONのミラノオヤジのスナップのような感じで撮影に使ったとしても70-200mmの200mm付近。
200mmの長さがあれば十分に引き寄せ効果で背景を丁度良くボカシながら被写体を素敵に見せることができるし、取り回しもいいから是非使ってもらいたい。
できれば開放F値の明るいものが威力を発揮するから持っているレンズで一番明るいものがベストかな。

Nazionale della Moda Italiana